1998年に発生し、未だに犯人が発見されていない「群馬一家3人殺害事件」について調べてみました。
この事件は「小暮洋史」という人物が指名手配されています。
https://www.police.pref.gunma.jp/keijibu/02sou1/koguret.html
24年の月日が経った現在も足取りが掴めていません。
事件の概要
事件の概要はWikipediaや各ニュース記事に掲載しています。
その内の、WikipediaのURLを参考として載せておきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E4%B8%80%E5%AE%B63%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
Wikipediaや各報道記事などからの情報を下記にまとめます。
・1998年1月14日、群馬県群馬町三ツ寺という地域(現在の高崎市三ツ寺町)で事件は起きました。
→住所は三ツ寺ではなく中泉との情報もあります。
https://streetviewsansakunew.seesaa.net/article/465364844.html
・被害者は石井武夫さん（当時48歳）、石井千津子さん（当時48歳）、石井トメさん（当時85歳）の3人です。
加害者は小暮洋史（当時28歳）です。
・加害者である小暮氏は石井家の長女（当時20歳）に好意を抱いており、以前からストーカー行為を繰り返していました。
・小暮氏は運送業に勤めており、石井家の長女が勤務していたドラッグストアに荷物を搬入していました。この時から徐々に行為を寄せていったと考えられます。
・1月14日の19:00頃に石井家に侵入した小暮氏は3人を殺害し、長女が仕事から帰ってくるのを待ち続けていました。
→この時、小暮氏は石井家の味噌汁を飲んでいたという情報もあります。
・1月14日の21:00頃に長女が帰宅し、小暮氏と対面します。
・玄関脇の和室に引きずり込まれた長女は、必死に抵抗し、興奮した様子の小暮氏を約1時間半にわたって落ち着かせていたそうです。
・小暮氏は長女に危害を加えることなく、石井家を出ていきました。そして、黒色の日産シルビアに乗り込み、国道50号線を水戸方面に逃走したそうです。
・同月21日の深夜に、群馬県太田市や埼玉県熊谷市周辺で小暮氏の所有しているシルビアが確認されていますが、それ以降、小暮氏もシルビアも発見されないまま現在に至ります。
→最後に目撃された場所について、「群馬県みどり市笠懸町周辺」という情報もあります。
・小暮氏が車両ごと自殺を図った可能性も考えられる為、群馬県内外の湖沼約20個所を捜索したそうですが、成果はなかったそうです。
→湖沼約20個所について、どこの湖沼を捜索したのか具体的な情報は見つけられませんでした。
・小暮氏名義の金融口座に動きがみられない為、県警幹部によると「生活のにおいが感じられない」そうです。
→県警幹部が上記証言をした報道記事を見つけられませんでした。
小暮洋史について
小暮氏に関する情報を下記に記載します。
・出生日は1969年7月31日で、出生地は群馬県前橋市です。
・地元の工業高校(群馬県立前橋工業高等学校？)を卒業後、群馬県内の運送会社に勤務し、トラック運転手をしていました。
・無口で勤務態度は真面目だったそうです。
→石井家の長女が職場の先輩に誘われてボウリングに行った際に小暮氏と出会ったそうですが、その時は饒舌だったそうです。
・指名手配ポスターの内容に下記特徴が掲載されています。
身長：170cm位
体格：やせ型(当時)
特徴：面長
癖：手のにおいをかぐ、爪を噛む
・小暮氏が逃走した際の車両は黒色の日産シルビア(8年式)で、ナンバーは「群馬33 も 86-70」です。
Yahoo!知恵袋の回答に、小暮氏の現在の顔の予想画像が掲載されていましたので、参考として載せておきます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14264617494?query=%E5%B0%8F%E6%9A%AE%E6%B4%8B%E5%8F%B2
時系列
報道記事や諸サイトなどから、事件前後の時系列をまとめます。
1969年7月31日
群馬県前橋市にて小暮洋史が産まれる
1988年
小暮洋史 地元の工業高校を卒業し、トラック運転手として勤務
1995年
石井家の長女 高校を卒業し、ドラッグストアに勤務
1996年2月頃
小暮氏がドラッグストアに納品作業をしていた際に、石井家の長女と知り合う
日付不明
長女が職場の先輩に誘われてボウリングに行ったところ、小暮氏と遭遇
→仕事時は無口である小暮氏が饒舌だった
→長女が車好きだと話すと、小暮氏も同調
後日
小暮氏が日産シルビアを購入し、長女を執拗に誘うようになる
他に、下記ストーカー行為が発生した
・長女を尾行し、住所を特定する
・住所から電話番号を調べ、電話をかける
・自宅までやって来る
等
↓
ドラッグストア側では、長女が小暮氏と対面しないように対策をしてくれるようになる
1996年8月頃
小暮氏のストーカー行為は一旦収まる
1997年12月頃
小暮氏のストーカー行為が再び目立ち始める
1998年1月4日
小暮氏が運送会社を退職する
→会社の掲示板に一言「辞めます」と書いてあっただけで、退職の理由などは明かされていない
1998年1月14日 19:00頃
小暮氏が石井家に侵入
武夫さん、千津子さん、トメさんの3人を殺害する
1998年1月14日 21:00頃
長女が帰宅
待機していた小暮氏に、玄関脇の和室に引きずりこまれるも抵抗する
興奮した様子の小暮氏をなだめる
1998年1月14日 22:40頃
小暮氏が石井家を出て、国道50号線を水戸方面に逃走
長女は「自宅で男が暴れている」と警察に通報
1998年1月21日 深夜
群馬県太田市や埼玉県熊谷市周辺で小暮氏の車である黒色の日産シルビアが目撃されている
→一部情報では、群馬県みどり市笠懸町周辺での目撃情報もある
以後、小暮氏とシルビアは発見されていません。
2022年1月15日の報道によりますと、事件発生後から昨年末(2021年末)までに2821件の情報が県警に寄せられたそうですが、逮捕に結びつく手がかりは得られていないそうです。
まとめ
個人的には、下記2点から小暮氏はすでに死亡していると考えています。
・1998年から現在に至るまで、本人はおろか車両すら見つかっていない
・小暮氏名義の銀行口座に動きがない
もし金銭面で協力してくれる方や匿ってくれる人物がいる場合は、隠遁生活を送ることが可能です。
しかし、小暮氏はおとなしい性格で友人もいないという情報もあるので、匿ってくれるような存在はいないのではないかと考えられます。
他に、ストーカー気質なら再び長女の前に現れて、執着的な行動を起こしてもおかしくないのかなと思いました。
現在に至るまで本人も車両も発見されていないとなると、どこかの湖や沼に沈んでいると考えられます。
ただ、”群馬県内外の湖沼約20個所を捜索したが成果はなかった” との情報もある為、可能性としては低そうです。
また、小暮氏は事件直前に「警察に見つからないで死ぬ方法がある」と知人に語ったとされています。
その方法はどのようなものなのか、未だ不明のままです。
最後に、tsulunosというYouTubeチャンネルが小暮氏の情報提供に関する動画を公開していましたので、参考として載せておきます。
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